Rokt Ecommerce

TOHOシネマズが映画チケット購入後の「心躍る瞬間」をRoktとのパートナーシップで収益化(インタビュー)

TOHOシネマズが映画チケット購入後の「心躍る瞬間」をRoktとのパートナーシップで収益化(インタビュー)

全国で映画館を展開するTOHOシネマズ株式会社は、オンラインでのチケット購入比率が増加する中、購入完了ページを新たな収益源として活用するためにRokt Thanksを導入しました。
今回は、TOHOシネマズ株式会社 営業本部 事業部 事業開発 室長 安井昌宏氏に、EC戦略の重要性やRokt導入の経緯、導入後の手応え、そして今後の取り組みについてお話を伺いました。

 

TOHOシネマズ株式会社 営業本部 事業部 事業開発 室長 安井昌宏氏

 

ーまずは自己紹介をお願いします。

TOHOシネマズの安井昌宏と申します。「映画館での体験」を軸に、TOHOシネマズのブランド価値向上に取り組んでいます。特に、様々な企業様との共同企画やキャンペーンを通じて、お客様に新しい価値や楽しさを提供しています。また、収益ポートフォリオの構築にも携わっています。

 

ーTOHOシネマズにおけるオンラインチケット販売の役割や重要性について教えてください。

映画チケット購入におけるオンライン比率は現在50%を超えており、都市部ほど高くなっています。「映画館に行ったら満席かもしれない」というお客様のニーズをオンラインで解決することで、ストレスのない快適な鑑賞体験を提供しています。また、アプリから購入すると売店クーポンが付与されるなどの付加価値も提供し、利便性の向上を図っています。さらに、オンライン化が進んだことで自動券売機での発券が増え、人件費やスペースを含めた劇場運営の効率化・最適化にも成功しています。

 

ーこれまでTOHOシネマズではオンライン広告への取り組みは行われていましたか。

以前から、映画配給会社による予告編動画広告や、一般的なディスプレイ広告などをサイトで提供していました。しかし、「広告収益を増やしたい」という考えと、「広告が多すぎるとサイトのユーザー体験が悪化する」という懸念が社内で常に議論になっていました。
その中で、購入完了ページというお客様の満足度が高いモーメントに限定して、お客様に関連性の高い広告を表示するRoktのソリューションは、ユーザー体験を損なわず収益性を上げられる方法として、私たちのニーズに合致しました。

 

TOHOシネマズのオンラインチケット購入完了後に表示されるRoktプレイスメントの例

 

ー実際にRokt Thanksを導入された評価はいかがでしょうか。

導入後わずか数ヶ月で、当初の想定を大幅に上回る収益を実現しています。また、リソースの投入がほぼ不要である点が大変助かっています。我々は掲載可否を判断するだけでよく、収益化に関して運用面の負荷がないのが素晴らしいと感じています。

 

ー最後に、今後のRoktとの取り組みについての目標やビジョンをお聞かせください。

映画館での体験は、「お出かけする楽しさ」そのものです。今後は、映画チケット購入後のワクワクした気持ちをさらに高め、次の魅力的な体験へとつながるようなオファーを提示していきたいと考えています。Roktと共に、映画館での新たな価値提供を追求していきます。

安井様、ありがとうございました!

 

ご質問・デモのお申込み等、お気軽にお問合せください